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スター・ウォーズ

以後の映画のみだけでなく、あらゆる分野に影響を与えまくった文化大革命映画です。
しかし実際のところ、ストーリーは非常に単純かつ古くさいものだ。それを新しく、かっこよく見せるためのアイデアや工夫が抜群なのだと思う。冒頭の『A long time ago〜』の逆転の発想。それを見事にビジュアル化した美術・デザイン・特撮の素晴らしいこと。ポンコツのスターシップとか酒場の雰囲気とか。もし、C-3POがバッテンロボ丸みたいなデザインだったらこんなに熱狂されただろうか。ダース・ベイダーが日輪仮面みたいだったら・・・。レイア姫がキャリー・フィッシャーじゃなかったら・・・(これは良かったかも!)。
また、特撮の欠点を補うためだったと思うが、テンポの早い編集も効果を上げている。映画にスピード感が出ている。スピードといえば、ラストのデス・スターでのドッグファイトのスピード感は、さすがスピード狂のルーカス(元レーサー志望)って感じです。
今見ると、古くさくてタルい部分もあるかもしれないが、当時30歳ちょっとのルーカスとその仲間たちが、馬鹿にされつつも必死こいて制作した情熱が伝わります。その情熱が、歴史を変えてしまったのだから、なんか元気になりますよ。まあ、大人になりきれない幼稚な人たちにも、余計な元気と自信を与えてしまったのですが。

★★★★★★★


監督:ジョージ・ルーカス
出演者:マーク・ハミル、 ハリソン・フォード、 キャリー・フィッシャー、 ピーター・カッシング、 アレック・ギネス

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13日の金曜日 PART 7 新しい恐怖

前作で、スーパーサイヤ人と化したジェイソン。こうなると、もはや普通の人間では太刀打ちできない。それでは面白くない、ということで超能力女が登場する。だんだんホラーからかけ離れていくような・・・。
ジェイソンのほうも、人間離れが著しい。服も皮膚もボロボロで、湖から「ガオー」と登場。『ゴジラ』じゃないんだからと思っていたら、音楽までゴジラ調。背ビレもあるし。要は、キャリーVSゴジラということだ。他にも、デッドゾーン調だったりジョーズ風だったりといった中、ジェイソンが不純異性交遊取り締まり係(童貞のヒガミともいう)の本領を発揮して、SEXしている男女を片っ端から殺していく。
そして・・・驚愕のラスト!『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』風なのか?

★★★


監督:ジョン・カール・ビュークラー
出演者:ラー・パーク・リンカーン、 テリー・カイザー、 ケヴィン・ブレア、 ケイン・ホッダー

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13日の金曜日 Part 6 ジェイソンは生きていた!

『ドラゴンボールGT』は、当初、主人公を孫悟飯にしようとしたが、やっぱり孫悟空になってしまった。同様に、ホッケーマスクの殺人鬼は、ジェンソン・ボーヒーズしかいない。ということで、『ジェイソンは生き返った!』(もしくは『〜生きている』が正しい副題なのでは)。しかも、雷に打たれてスーパーサイヤ人となって復活した。
ジェイソンは、無敵になってしまったので、残念ながら、殺人鬼という恐怖は薄れてしまった。こうなるともうゴジラと同じで、災害という分類に入る。会ってしまった人たちの運が悪かったとしかいいようがない。まあ、その割には殺害者の取捨選択(子供とか)をしているのが、解せないが。
殺害方法も、さすがにPART6ともなると、マンネリ化が著しい。窓があったら、死体が飛んでくる事も必須。ここは、歌舞伎鑑賞のような心境で見るのがいいのだろう。これはもう、伝統芸能ですから。
とにかく、バカな力持ちほど恐ろしい人はいないという真理は、見事に描かれています。

★★★


監督:トム・マクローリン
出演者:トム・マシューズ、 ジェニファー・クック、 デヴィッド・ケーガン、 ケリー・ヌーナン

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新・13日の金曜日

ジェイソンが死んで、これからはトミー少年が引き継ぎます的な終わり方をした前作。要は『ドラゴンボールZ』から『ドラゴンボールGT』になるということだと理解していた。しかし、冒頭でいきなりジェイソンが復活、でもそれは・・・だが実は・・・みたいな。タイトルが『・13日の金曜日(原題はA New Beginning)』とあるように、『13日の金曜日』の1作目のリメイクだということで。
今回の舞台は、精神障害者施設なんだが、障害者たちはとても普通で、それ以外の人たちが全員キチガイにしか見えない。なぜ、この設定が必要だったのか疑問だ。でも一番の問題は、肝心金目の殺人シーンがショボいということ。殺し予算が削減されたのか、スタッフの情熱が足りないのか、なんとも残念なことだ。

★★★

以下、ネタバレ
紹介されているストーリーなどを見ると、今回の殺人は、偽ジェイソンに扮したロイ(救急隊員)がやったということになっている。が、自分の解釈は違う。殺人を犯していたのは、やっぱりトミーでしょう。そもそも、ロイが殺したいのは、息子を殺した奴であって、他の殺人は全く意味がなくなる。その点、トミーは狂っているので(だから精神障害という設定が必要)、あたり構わず殺すのだ。映画の中でも、殺人事件のあった時は、必ずトミーは不在だし、妙に具合が悪そうな態度を取っている。どこで入れ替わったかといえば、最後の方のシーン。女と黒人少年が残された施設にホッケーマスクが来る(ここまではトミー)。逃げ出す2人。逃げていると救急車が止まっている。するとホッケーマスクがいる(ここからロイ)。だって、2人はかなり逃げているのに、先回りが早すぎる。更には、救急車の同僚を殺したのは、息子の死体を見て笑ったからという説明もつく。その殺人現場を見られたから、2人を殺そうと追いかけるのだ。で、その後トミーは、この精神障害から抜け出す為にジェイソン(だと思っている)を殺したのだが、実はジェイソンじゃなかったと知って、ラストにつながるのではないかと。この解釈は、自分だけではないと思うんですが、どうでしょう。


監督:ダニー・スタインマン
出演者:ジョン・シェパード、 メラニー・キナマン、 リチャード・ヤング、 シェイバー・ロス

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13日の金曜日 完結編

『13金』シリーズのPart4。前作で芸風を確立したジェイソンが、最初から姿を見せて暴れまくる。
何も足さない『13金』ですが、今回はプラスされているものがある。おっぱいだ。若者たちがポロポロと脱ぎまくり、バカさ加減に磨きがかかっている。不純異性交遊取り締まり係のジェイソンにしたら、殺されて当然ということになる。これはもう、制作側も観客側も、ジェイソンの方に感情が移行しつつあるということだろう。どんなことでも、続けていれば認められるという元気の出る映画です。
トミー少年の役は、コーリー・フェルドマン。『スタンド・バイ・ミー』の戦争バカのメガネの子です。こんなに死体を見せられた後に、わざわざ遠くまで死体を見に行かなくても・・・って別の映画か。そのトミー少年、映画のラストの方でとんでもないことになってしまいます。ジェイソンもマスク狩りにあって、ウォーズマン級の衝撃を与えてくれますが、トミー少年の方が格段に上。多分、指輪の魔力に取り憑かれたんでしょう・・・って別の映画か。

★★★


監督:ジョセフ・ジト
出演者:バーバラ・ハワード、 キンバリー・ベック、 コーリー・フェルドマン、 E・エリック・アンダーソン

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13日の金曜日 Part 3

いきなり『13金』、しかもPart3というスタートも悪くない。
1,2作と紆余曲折を経て、3作目にしてやっとジェイソンの芸風が確立された記念すべき作品。『エンタの神様』に出てくる芸人みたいなものだ。
ストーリーとか登場人物の背景などは一切無い。何も足さない、何も引かない。上質なホラー映画です。というか、見ている人をドキドキさせる事だけが目的であり、要は、よくできたお化け屋敷ということだ。
また、公開当時は『3-D映画』だったために、やたらと、いろいろなものが画面に向かってきます。実際に飛び出して見えれば、驚くかもしれないが、DVDで見ると、ただただウザッたい。ヨーヨーの場面なんか、少々しつこくてイラッとする。まあ、その飛び出しポイントを予測、発見したりする楽しみ方もできるということ。目玉も飛び出ます。
そんな映画ですが、ジェイソンが初めてホッケーマスクをつけて舞台袖から登場してくるシーンは、掛け声&拍手したくなるとともに、芯から本当にゾッとする素晴らしい映像です。

★★★


監督:スティーブ・マイナー
出演者:ダナ・キンメル、 ポール・クラトカ、 トレイシー・サべージ、 ジェフリー・ロジャース

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ビー・バップ・ハイスクール

時代は常に流れ続け、社会は常に変動している。その中で、時代に合わなくなったものは忘れ去られる運命にある。ちょんまげ、武士道、着物など・・・。そして今また、一つの日本の文化が無くなりつつある。
ツッパリだ。
ソリ込み、眉ソリ、短ラン、長ラン、ボンタン。1980年代には、日本各地にそれは生息した。裏生地、裏ボタンに気合いを入れ、ボンタンのワタリの幅やタックの数を競い合った。昔を思い出しながら、ふと卒業アルバムを開くと、読者にガンを飛ばしているツッパリの写真が眼に飛び込んでくることもあろう。そして、野球少年が星飛雄馬に、サッカー小僧が大空翼に憧れたように、ツッパリたちの目標は、愛徳高校のトオルとヒロシだった。
映画版「ビー・バップ・ハイスクール」を見ていると、そんな昔の思い出と共に、この文化は継続すべきだとの思いにかられた。世界遺産に登録申請した方がよいのではないか。
ツッパリは、現在の不良と言われている奴らとは、根本的に違う。まず頭が悪い。小ズルい発想なんかできない。基本的には、やるかやらないかだ。そして、プライドとか自分の美意識を必ず持っている。その美意識が、良いか悪いかは別の話だ。
映画の中で、敵の番長たちが、トオルとヒロシのマドンナ(今日子)を攫って、観覧車に連れ込む。そこで、「怨むんなら2人を恨みな」とニヤッと笑う。「観念しな!」襲いかかる番長!絶体絶命!そして・・・
番長たちは、今日子の髪を切るのだが、オレは完全に犯される場面だと思った。映画の中では、番長が「俺も相当のワルだなあ」という感じで、高らかに笑っていた。その瞬間、自分の荒んでしまった心を見た気がした。もちろん、現実には髪を切る事もしないが、想像倫理基準が下がっている。これは、大人になったからとか、そういうことではない。映画やドラマやテレビ番組の、何でもあり感が少なからず影響しているのだろう。洗脳は、自分自身も気付かない所で進行している。

★★★★★


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