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狼男アメリカン

ホラー・コメディと紹介されていたので『13金』シリーズの後半のようなモノかと思って見たら、今まで見たホラー映画の中でも、かなりリアルで怖い映画でした。どこがコメディなの?
確かに笑えるシーンもあるが、そういう場面はほとんどが主人公の妄想のシーンだ。これはアイデンティティの崩壊で、精神がおかしくなってきたということだから笑いよりもゾクッとする怖さの方が大きい。全裸で動物園というシーンも、今までホラー映画が避けてきたシーンをあえて見せているということで、笑えるけれどもリアルさが強調されて、やっぱり怖さが増す。唯一心から笑えたのは、映画内映画(See You Next Wednesdey)のおっさんが間違えて部屋に入ってくる場面だけ。
見知らぬ地での孤独感、自我の崩壊、友達を見捨てた罪悪感、ラストのあっけない感じ、彼女が働きに出てしまった後のヒマな感じなど、リアルな描写ばかりでとても無邪気に笑える映画ではなかったです。逆に、怖い映画としては最高に恐ろしい映画だと思う。特殊メイクも素晴らしい。

★★★★★


監督:ジョン・ランディス
出演者:デビッド・ノートン、 ジェニー・アガター、 グリフィン・ダン、 ジョン・ウッドヴァイン

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