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いこかもどろか

当時大ヒットした『男女七人○物語』のさんまと大竹しのぶのキャラをそのまま使った便乗映画。TVを見てた人が劇場に来るだろうという安易な目算で進められた企画をお祭り的な感じで映画にする、今流行の映画の先駆けと言えるかもしれない。普通だったら最も忌み嫌う種類の映画だが、この映画はなかなか面白かった。
とりあえず、当時付き合っていた二人の掛け合いが絶妙で、その会話だけでも面白い。2時間をほぼ二人だけで持たせてしまうような役者が、今の日本にいるのだろうか。昔のさんまのしゃべりは、やっぱり天才的だなあと思える。最近はちょっとキレがないが。
物語はまあTV的なドタバタコメディですが、制作側が映画を作っているという意識がちゃんとあるように思う。TVとは明らかに違う作り方、例えば画面の作り方やサブのキャラなどをしっかりとやっているので、ちゃんと見れるのだ。ラストもチェイスシーンで盛り上げ、車が爆発するし、こういった娯楽映画として当たり前のことをちゃんとやっているだけでも、エラいと思う。最近の邦画は、こういうことから逃げてるからな。そう考えていくと、今の邦画は、昔のテレビドラマ以下ってことになりかねないなあ。

★★★★


監督:生野慈朗
出演者:明石家さんま、 大竹しのぶ、 小林稔侍、 渡辺えり子
収録時間:109分

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